（平成２４年度実績）
飯
能
市
飯能市職員温室効果ガス削減行動計画 年次報告書の概要
１．報告書の作成趣旨 飯能市職員温室効果ガス削減行動計画では、平成１９年度を基準年として平成２１年 度から平成２５年度までの５年間で、事業ごとに温室効果ガスの削減目標を定めていま す。この計画において、温室効果ガスの総排出量を把握し、削減目標に対する進捗状況 について点検し、その結果を公表することとしています。本報告書は、平成２４年度に おける各事業で排出された温室効果ガスの状況等をとりまとめたものです。
２．飯能市職員温室効果ガス削減行動計画の内容 飯能市職員温室効果ガス削減行動計画は、平成２０年度に策定し、計画の期間を平成 ２１年度から平成２５年度までの５年間としています。 計画では、本市の事務・事業を「市民生活関連事業」 、 「市民利用施設事業」 、 「教育関 連事業」 、 「オフィス事業」に分け、それぞれの事業ごとに温室効果ガス排出量の削減目 標を定めています。平成１９年度を基準年として、平成２５年度までに「市民生活関連 事業」からの排出量は現状を維持し、「市民利用施設事業」、「教育関連事業」、「オ フィス事業」からの排出量を６％削減することを目標としています。
３．報告内容 「市民生活関連事業」 、 「市民利用施設事業」 、 「教育関連事業」 、 「オフィス事業」ごと 平成２４年度における温室効果ガス排出量及び基準年である平成１９年度との比較を掲 載しました。
1
計画の対象 範囲 ○対象となる事務・事業の範囲 本 計 画 は 、本 市 の 事 務・事 業 の う ち 、本 市 の 職 員 が 直 接 実 施 す る 事 務・事 業 のすべてを対象としており、区分は以下のとおりです。 ・市民生活関連事業 水 道・下 水 道・一 般 廃 棄 物 処 理・道 路 照 明 灯 な ど 市 民 生 活 に 欠 か せ な い 施 設 等を管理・運営する事業です。 ・市民利用施設事業 地区行政センター、市民会館等、市民の利用に供する施設等を管理・運営 する事業です。 ・教育関連事業 小・中学校、幼稚園、保育所に関連する事業です。 ・オフィス事業 職員の事務の執行に関連する事業です。
施設等の範囲 事 業 名
施
設
及
び
設
備
市民生活
ク リ ー ン セ ン タ ー 、環 境 セ ン タ ー 、水 道 事 業 施 設 、浄 化 セ ン タ
関連事業
ー 、原 市 場 浄 化 セ ン タ ー 、下 水 道 設 備 、防 災 行 政 無 線 、道 路 照 明 灯 、観 光 ト イ レ 、公 園 、東 飯 能 駅 自 由 通 路 、市 営 中 山 団 地 共 聴設備、飯能駅サービスコーナー、各施設の浄化槽
市民利用
市 民 活 動 セ ン タ ー 、勤 労 青 少 年 ホ ー ム 、市 民 会 館 、南 高 麗 ・原
施設事業
市 場 福 祉 セ ン タ ー 、あ け ぼ の 子 ど も の 森 公 園 、訪 問 看 護 ス テ ー ション、南高麗診療所、名栗診療所、図書館、こども図書館、 市 民 プ ー ル 、名 栗 ス ポ ー ツ 広 場 、屋 外 照 明 施 設 、地 区 行 政 セ ン タ ー 、郷 土 館 、観 光 案 内 所 、あ す な ろ 会 館 、ふ る さ と 会 館 、旧 南 川 小 学 校 、旧 北 川 小 学 校 、そ の 他 本 市 が 行 う 事 務・事 業 の 範 囲の施設及び設備
教育関連
つ ぼ み 園 、市 立 保 育 所 、市 立 小 学 校 、市 立 中 学 校 、名 栗 幼 稚 園 、
事業
双柳・原市場・名栗・西川・南高麗給食共同調理場
オフィス
本 庁 舎 、本 庁 舎 別 館 、第 二 庁 舎 、保 健 セ ン タ ー 、保 健 セ ン タ ー
事業
名栗分室、土地区画整理事務所 2
温室効果ガスの排出量の状況 １．温室効果ガスの活動量及び排出量の状況 平成２４年度の本市の事務・事業に関する温室効果ガスの活動量は次のとおりです。 電気使用量のうち、約７３％は水道事業、下水道事業、道路照明灯や一般廃棄物の処理など、市民生活を維持する事業に使用されています。 ○全体（４事業） 項
目
内
容
活 動 量
温室効果ガス排出量
対平成１９年度比
（二酸化炭素換算） ガ ソ リ ン
公用車の燃料として使用
65,608 ℓ
152,319 ㎏
104.30 ％
灯
油
暖房用・空調設備の燃料に使用
83,004 ℓ
206,637 ㎏
44.24 ％
軽
油
公用車の燃料として使用
8,160 ℓ
21,373 ㎏
56.92 ％
油
発電機・空調設備の燃料として使用
80,683 ℓ
218,621 ㎏
47.48 ％
液 化 石 油 ガ ス（ＬＰＧ）
ＬＰＧ使用区域の公共施設で給湯設備に使用
33,121㎏
99,373 ㎏
72.96 ％
都 市 ガ ス
都市ガス使用区域の公共施設で給湯設備・空調設備
357,617㎥
743,722 ㎏
128.31 ％
21,712,340Kwh
7,360,483 ㎏
93.30 ％
クリーンセンターの一般廃棄物の焼却量
17,604ｔ
9,414,131 ㎏
240.50 ％
上記のうち、廃プラスチック類の焼却量
3,379ｔ
（9,105,435 ㎏）
254.13 ％
46ℓ
1 ㎏
33.33 ％
Ａ
重
に使用 電
気
公共施設の照明・事務機器、道路照明灯、機械・電 気設備等で使用
一般廃棄物の焼却
ディーゼル機関使用に伴う排出 ボイラー等への燃料使用に伴う排出
木質ペレット及び木材の焼却
900㎏
23 ㎏
69.70 ％
下水の処理に伴う排出
浄化センターにおける処理量
7,962,561㎥
542,091 ㎏
117.90 ％
し尿の処理に伴う排出
環境センターにおける処理量
21,945㎥
29,112 ㎏
97.00 ％
浄化槽の処理に伴う排出
公共施設のうち、浄化槽設置施設の浄化槽対象処理
4,675人
85,880 ㎏
102.25 ％
808,062㎞
9,221 ㎏
116.41 ％
18,882,987 ㎏
132.87 ％
図１ 各排出要因による排出割合（全事業）
人員 自動車の走行量及び
バス・普通乗用車・軽自動車等の公用車
カーエアコンに伴う排出
１６２台の走行量 カーエアコンによる排出台数
全
148台
体
※ＨＦＣ封入カーエアコン付自動車の使用に伴い、１台あたり年間0.015㎏のハイドロフルオロカーボン(温室効果ガス)が発生します。 ※排出係数・地球温暖化係数は、地球温暖化対策の推進に関する法律施行令第３条（平成１８年３月２４日一部改正）排出係数一覧表の数値を使用しています。 電気使用量については、平成１８年度東京電力㈱の排出係数を使用しています。
3
図２ 各事業による排出割合
２．事業別温室効果ガスの活動量及び排出量の状況 ○市民生活関連事業 項
目
活
ガ ソ リ ン
動
量
6,456 ℓ
対 平 成 19 年 度
（二酸化炭素換算）
比
14,989 ㎏
油
軽
油
2,819 ℓ
7,384 ㎏
37.32 ％
油
32,883 ℓ
89,101 ㎏
41.66 ％
176㎏
528 ㎏
102.92 ％
0㎥
0 ㎏
％
15,845,938Kwh
5,371,773 ㎏
96.06 ％
17,604ｔ
9,414,131 ㎏
240.50 ％
3,379ｔ
（ 9,105,435 ㎏ ）
254.13 ％
重
液 化 石 油 ガ ス（ Ｌ Ｐ Ｇ ） 都 市 ガ ス 電
気
一般廃棄物の焼却
ディーゼル機関使用に伴
0 ㎏
68.90 ％
灯
Ａ
0 ℓ
温室効果ガス排出量
0.00 ％
36 ℓ
1 ㎏
33.33 ％
0㎏
0 ㎏
％
う排出 ボイラー等への燃料使用 に伴う排出 下水の処理に伴う排出
7,962,561㎥
542,091 ㎏
117.90 ％
し尿の処理に伴う排出
21,945㎥
29,112 ㎏
97.00 ％
4,675人
85,880 ㎏
102.25 ％
101,432㎞
1,170 ㎏
浄化槽の処理に伴う排出 自動車の走行量及び カーエアコンに伴う排出 全
22台
体
図3
103.54 ％
15,556,160 ㎏
各排出要因による排出割合（市民生活関連事業） 4
150.43 ％
○市民利用施設事業 項
目
活
動
量
温室効果ガス排出量
対 平 成 19年 度
（二酸化炭素換算）
比
ガ ソ リ ン
10,059 ℓ
23,354 ㎏
160.16 ％
灯
油
18,060 ℓ
44,960 ㎏
16.16 ％
軽
油
592 ℓ
1,551 ㎏
85.69 ％
油
0 ℓ
0 ㎏
0 ％
3,393㎏
10,179 ㎏
76.21 ％
104,967㎥
218,296 ㎏
106.85 ％
1,694,420Kwh
574,408 ㎏
76.78 ％
0 ｔ
0 ㎏
％
0 ｔ
0 ㎏
％
10 ℓ
0 ㎏
％
300㎏
8 ㎏
50.00 ％
下水の処理に伴う排出
0㎥
0 ㎏
％
し尿の処理に伴う排出
0㎥
0 ㎏
％
浄化槽の処理に伴う排出
0人
0 ㎏
％
136,758㎞
1,533 ㎏
155.48 ％
874,289 ㎏
69.02 ％
Ａ
重
液 化 石 油 ガ ス（ Ｌ Ｐ Ｇ ） 都 市 ガ ス 電
気
一般廃棄物の焼却
ディーゼル機関使用に伴 う排出 ボイラー等への燃料使用 に伴う排出
自動車の走行量及び カーエアコンに伴う排出 全
26台
体
図4
各 排 出 要 因 に よ る 排 出 割 合（ 市 民 利 用 施 設 事 業 ） 5
○教育関連事業 項
目
活
ガ ソ リ ン
動
量
温室効果ガス排出量
対 平 成 19 年 度
（二酸化炭素換算）
比
4,220 ℓ
9,798 ㎏
211.99 ％
灯
油
64,384 ℓ
160,283 ㎏
88.01 ％
軽
油
706 ℓ
1,849 ㎏
43.20 ％
油
46,200 ℓ
125,185 ㎏
53.41 ％
液 化 石 油 ガ ス（ Ｌ Ｐ Ｇ ）
28,961㎏
86,890 ㎏
71.76 ％
216,195㎥
449,612 ㎏
160.00 ％
3,447,389Kwh
1,168,665 ㎏
100.17 ％
0 ｔ
0 ㎏
％
0 ｔ
0 ㎏
％
0 ℓ
0 ㎏
％
0 ㎏
0 ㎏
％
下水の処理に伴う排出
0㎥
0 ㎏
％
し尿の処理に伴う排出
0㎥
0 ㎏
％
浄化槽の処理に伴う排出
0人
0 ㎏
％
自動車の走行量及びカー
54,750㎞
615 ㎏
141.71 ％
2,002,897 ㎏
100.42 ％
Ａ
重
都 市 ガ ス 電
気
一般廃棄物の焼却
ディーゼル機関使用に伴 う排出 ボイラー等への燃料使用 に伴う排出
エアコンに伴う排出 全
9台
体
図 5
各排出要因による排出割合（教育関連事業） 6
○オフィス事業 項
目
活
ガ ソ リ ン
動
量
温室効果ガス排出量
対 平 成 19 年 度
（二酸化炭素換算）
比
44,873 ℓ
104,180 ㎏
99.15 ％
灯
油
560 ℓ
1,394 ㎏
43.14 ％
軽
油
4,043 ℓ
10,590 ㎏
90.75 ％
油
1,600 ℓ
4,335 ㎏
63.99 ％
591㎏
1,772 ㎏
142.33 ％
36,455㎥
75,814 ㎏
80.40 ％
724,593Kwh
245,637 ㎏
64.34 ％
0ｔ
0 ㎏
％
0ｔ
0 ㎏
％
0 ℓ
0 ㎏
％
600㎏
15 ㎏
88.24 ％
下水の処理に伴う排出
0㎥
0 ㎏
％
し尿の処理に伴う排出
0㎥
0 ㎏
％
浄化槽の処理に伴う排出
0人
0 ㎏
％
自動車の走行量及びカー
515,122㎞
5,904 ㎏
109.92 ％
449,641 ㎏
73.78 ％
Ａ
重
液 化 石 油 ガ ス（ Ｌ Ｐ Ｇ ） 都 市 ガ ス 電
気
一般廃棄物の焼却
ディーゼル機関使用に伴 う排出 ボイラー等への燃料使用 に伴う排出
エアコンに伴う排出 全
91台
体
図 6
各排出要因による排出割合（オフィス事業） 7
飯能市職員温室効果ガス削減行動計画年次報告書 （平成２４年度実績） 編 集 飯能市環境部環境緑水課 〒357-8501 飯能市大字双柳１番地の１ 電 話 ０４２－９７３－２１１１（代表） F A X ０４２－９７１－２３９３ U R L http://www.city.hanno.saitama.jp E-mail
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