QA 4006

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平成 20 年 10 月 オートデスク株式会社 プロダクトサポート本部

Revit Architecture 2009 Web Update2 の コンテンツインストールに関して

課題: Revit Architecture 2009 の WebUpdate2 のインストール時には、コンテンツのインストールをリモー トサイトから行うため、インターネットへの接続スピードによってはエラーが発生し、コンテンツの インストールが行えない場合があります。また、使用する各ユーザがインストールごとにダウンロー ドをするので重複した作業が発生し、インターネットへの接続環境に負荷を与えてしまいます。

対策: ここでは、コンテンツのダウンロードしながらのインストール方法ではなく、別途コンテンツをダウ ンロードしてから、それぞれのコンテンツを別々にインストールする方法を紹介します。一括ダウン ロードし、インストールをすることでリモートサイトからのインストールより解りやすく、シンプル に、また、複数のユーザが重複してダウンロードを行うことによるインターネット接続への負荷を与 えずにコンテンツインストールを行うことが可能です。

手順 1:WU2 のダウンロード Revit Architecture2009 の Web Update2(以下 WU2 とします、WU2_RAC2009_JPN.exe、541MB)を以 下のサイトからダウンロードします。 http://www.autodesk.co.jp/adsk/servlet/item?siteID=1169823&id=11516282

手順 2:コンテンツのダウンロード Revit Architecture2009、WU2 のコンテンツをそれぞれ以下のサイトからダウンロードします。また、 このダウンロードしたコンテンツを解凍するためには WinZIP Ver.7 以降が必要になります。 1.

テンプレート&ファミリコンテンツ(以下のサイトは各国の分を含みます。JapanExt.cab と JapanTempl.cab をそれぞれダウンロードします。合計約 310MB)

http://usa.autodesk.com/adsk/servlet/item?siteID=123112&id=11869628

2.

レンダリングライブラリコンテンツ( 以下のリンクをクリックするとダウンロードが始まります、 約 700MB) ProteinMaterialLibrary.cab がダウンロードされます。 http://revit.downloads.autodesk.com/download/2009WU2/ContentAll/ProteinMaterialLibrary.cab

手順 3:WU2 のインストール WU2_RAC2009_JPN.exe をダブルクリックし、WU2 のインストールを開始します。インストーラを 解凍後、「製品をインストール」を選択すると、インストレーションウィザードが始まります。「イン ストールする製品を選択」 (図 1)で、すでにインストールされているリリース版のアンインストール の確認が行われ(図 2) 、「次へ」と進むとアンインストールが行われます。

図 1

図 2 使用許諾の同意後、環境設定の画面となりますので、ここで「環境設定」(図 3)ボタンから環境設定 画面に入ります。

図 3 その 2 ページ目に「コンテンツインストールをスキップ」 (図 4)というチェックボックスがあります ので、チェックを入れます (トレーニングコンテンツに関してはアップデートの必要はございません) 。

ここで環境設定を終了し、インストールを開始します。この状態でインストールを行っても、WU2 は 若干のファイルをリモートサイトからインストールいたします。

図 4

手順 4: コンテンツのインストールとアクティベーション 1. テンプレートのインストール。 ①

JapanTempl.cab をダブルクリックします。



解凍先には、下記のように指定します。(C ドライブにインストールした場合) Windows Xp:

C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥Autodesk¥RAC 2009¥Metric Templates

Windows Vista: C:¥ProgramData¥Autodesk¥RAC 2009¥Metric Templates

2. ファミリコンテンツのインストール ①

JapanExt.Cab をダブルクリックします。 解凍先には、下記のように指定します。(C ドライブにインストールした場合) ただし、この 状態では暗号化されたファイル名でのみファイルのコピーが行われます。



Windows Xp:

C:¥Documents and Setting¥All Users¥Application Data¥Autodesk¥RAC 2009¥Metric Library

Windows Vista:

C:¥Program Data¥Autodesk¥RAC 2009¥Mertric Library

解凍先にコピーされた「RenameFilesWithLocalizedNames.exe」というファイルをダブルク リックして、暗号化されたファイルを正常化します。既存のファイルは上書きされます。

3. レンダリングライブラリのインストール ①

ProteinMaterialLibrary.cab をダブルクリックします。



解凍先を(C ドライブにインストールした場合)

「C:¥Program Files¥Revit Architecture

2009¥Data¥Rendering」として、ファイルの解凍をします。解凍いたしますと

「assetlibrary_base.fbm フォルダ」と「assetlibrary_base.fbx ファイル」と「data.ini」ファ イルが作成されます(既存ファイルが残ったままの場合は上書きされます)。 ③

一度 Revit Architecture2009 を立ち上げると、 「レンダリングライブラリがインストールされ ていません、レンダリング機能は無効になります。」というメッセージが表示されます。ここ では「OK」してダイアログを閉じます。



「最近使用したファイル」画面で、プルダウンメニューから「設定」→「オプション」を選 びます。



「オプション」ダイアログで「レンダリング」タブを選び、 「レンダリング外観ライブラリ場 所」 (図 5)で、 「参照」ボタンより上記②の操作で作成した「assetlibrary_base.fbx ファイル」 を指定します。「OK」 してダイヤログを閉じます。

図 5 ⑥

一度、Revit Architecture 2009 を閉じ、再度立ち上げます。今度は「レンダリングライブラリ がインストールされていません、レンダリング機能は無効になります。 」というメッセージが 表示されずに Revit Architecture 2009 が立ち上がり、レンダリング機能が有効となっている ことが確認していただけます。

以上で WebUpdate2 のコンテンツインストールが完了いたします。