SECUDRIVE File Server 6.0 UserGuide Filelink

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SECUDRIVE File Server ファイルリンク作成のための中継サーバーの使用

Software Version 6.0

序文 SECUDRIVE File Server (以下 “SECUDRIVE FS”)をお選びいただきありがとうございます。 SECUDRIVE FS は Windows 基盤のファイルサーバーセキュリティプログラムで、企業がファイルサーバーのセキュリティ を確保し、ユーザーの操作を監視することができます。

序文

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著作権 本マニュアルの内容と仕様は、事前の予告なしに変更されることがあります。 本マニュアルに関する著作権を含む知的財産権は、ブレインズスクエア(株)に帰属します。 ブレインズスクエア(株)の許 可なしにこのマニュアルを引用する場合、知的財産権の侵害に当たりますので、マニュアルの複製、第三者に対する公 開、配布は厳禁とします。 Copyright ⓒ 2015 Brainzsquare, Inc. All rights reserved.

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マニュアル表記規約 本マニュアルでは内容の理解を助けるため、以下の規約を使用します。 

注意および参考 特に強調する内容または参考として知っておくと良い内容は、次のように表記します。 NOTE



マスタートークンをコンピュータに接続せずに「次へ」をクリックすると、体験版プログラムとしてインストー ルされます。

図の説明 図には直接テキストを表記しないことを原則とします。 したがって、図の一部について補足説明をする場合 は、図中の該当部分に数字を表記し、図の下にその数字に対応する内容を説明します。



GUI GUI は太字で表示します。複数のメニュー項目を順番にクリックしなければならない場合は、次のように項目 の間に記号「>」を入れます。 モニタリング > ステータス > サーバーのステータス

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改訂履歴

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改訂日

バージョン

改訂内容

2015.04.20

1.0

Initial Draft

5

目次 序文 ............................................................................................................................................... 2 著作権 .............................................................................................................................................. 3 マニュアル表記規約 .......................................................................................................................... 4 改訂履歴 .......................................................................................................................................... 5 目次 ............................................................................................................................................... 6 概要 ............................................................................................................................................... 7 インストール時の注意事項 ............................................................................................................... 7 IISのインストール ........................................................................................................................... 8 IISのインストール .............................................................................................................................. 8 SECUDRIVE FS MANAGER ................................................................................................... 11 Managerプログラムのインストール ................................................................................................. 11 WebDAVと中継サイトを同じファイルサーバーにインストールする方法.......................................... 14 SECUDRIVE FS PC CLIENT .................................................................................................. 17 PC Clientプログラムのインストール................................................................................................ 17 PC Clientプログラムを実行........................................................................................................... 17 サーバーの追加 ............................................................................................................................... 18 中継サーバーを利用したファイルリンクの作成 ................................................................................. 18 ファイルリンクの使用 ......................................................................................................................... 20 ファイルパスのコピー ......................................................................................................................... 24 ファイルパスの使用 .......................................................................................................................... 24

目次

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1 概要 本マニュアルは SECUDRIVE FS で保護されるファイルを中継サーバーを使用してファイルリンクを使用する方法とファイ ルパスを使用する方法について説明します。 本マニュアルで説明されていない SECUDRIVE FS の機能についてはユーザーマニュアルをご参照ください。

インストール時の注意事項 SECUDRIVE FS プログラムをインストールする際の注意事項です。

概要



ファイルリンク機能を使用するには IIS を設定する必要があります。



本マニュアルは Windows 2012 Server、Windows 8 OS を基準に作成されています。

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2 IISのインストール 中継サーバーを使用するにはファイルサーバーに IIS がインストールされている必要があります。

IISのインストール IIS をインストールする方法は次のとおりです。

NOTE

1 台のファイルサーバーに WebDAV と中継サイトをインストールする場合、IIS は「WebDAV 環境にプログラムをインストール」マニュアルをご参照ください。

1. 役割と機能の追加ウィザードを実行します。

2. サーバーの役割で web サーバー(IIS)項目を選択後、「次へ」ボタンをクリックします。

IIS のインストール

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3. 機能画面で「次へ」ボタンをクリックします。

4. Web サーバーの役割(IIS)の役割サービス画面でアプリケーション開発>ASP .NET 4.5 を選択後、 次へをクリックします。

IIS のインストール

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5. インストールが完了したら閉じるをクリックします。

IIS のインストール

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3 SECUDRIVE FS Manager SECUDRIVE FS プログラムをインストールし、中継サーバーを設定する方法について説明します。

Managerプログラムのインストール SECUDRIVE FS プログラムをインストールします。

SECUDRIVE FS プログラムのインストール環境選択画面で中継サーバーをインストールします。を選択します。

SECUDRIVE FS Manager

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中継サーバーのパスには中継サーバーで使用するサーバーのパスを入力し、次へをクリックします。

NOTE

中継サーバーのパスに入力するドメイン名はドメインネームサーバー(DNS)に登録された名前を 使用しなければなりません。

ユーザーマニュアルを参照し、SECUDRIVE FS プログラムのインストールを完了します。 SECUDRIVE FS プログラムをインストール後 FS Manager を実行します。

SECUDRIVE FS Manager

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SECUDRIVE FS プログラムを実行後、IIS に FS Relay Site が自動的に作成されます。

SECUDRIVE FS Manager

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WebDAVと中継サイトを同じファイルサーバーにインストール する方法 WebDAV サーバーと中継サイトを 1 台のサーバーにインストールする方法について説明します。 WebDAV サーバーと中継サイトを 1 台のサーバーにインストールするにはサーバーに異なる 2 つの IP が設定されていな ければなりません。

NOTE

PC Client で WebDAV サーバーと接続されると、同じサーバーにある中継サイトへの接続が 遮断されるため。サーバーに異なる 2 つの IP が必要です。

IIS は「WebDAV 環境にプログラムをインストール」マニュアルを参照してインストールします。 SECUDRIVE FS をインストールする際、保護されたウェブフォルダ機能を使用します。と中継サーバーをインストール します。の両方を選択してインストールします。

インストール完了後、IIS 設定を以下のように変更します。 1. FS Web Site を選択後、バインドをクリックします。

SECUDRIVE FS Manager

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2. 編集をクリックして WebDAV ホスト名を入力し、ホスト名に割り当てられた IP アドレスを設定します。

3. FS Relay Site を選択後、バインドをクリックします。

4. 編集をクリックし、中継サーバーで使用するホスト名を入力し、ホスト名に割り当てられた IP アドレスを設定し ます。

SECUDRIVE FS Manager

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NOTE

SECUDRIVE FS Manager

FS Web Site と別のホスト名と IP アドレスを設定する必要があります。

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4 SECUDRIVE FS PC Client 中継サイトを利用したファイルリンクを作成する PC とファイルリンクを使用する PC は PC Client をインストールしてから実 行しなければなりません。

PC Clientプログラムのインストール MSI インストールパッケージを使用して PC Client プログラムを直接インストールするか、AD の GPO 機能で PC Client プログラムを配布してインストールします。 PC Client プログラムをインストールする方法は「SECUDRIVE FS 6.0 ユーザーマニュアル」を参照してください。

PC Clientプログラムを実行 PC Client プログラムは スタート > プログラム > SECUDRIVE FS > SECUDRIVE FS PC Client を選択 して実行します。 PC Client プログラムを実行後は Windows システムトレイから PC Client プログラムアイコンをダブルクリックして実行す ることができます。

SECUDRIVE FS PC Client

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サーバーの追加 PC Client プログラムの実行後、サーバーを追加する必要があります。 PC Client インストールの際、サーバーが自動登録された場合、PC Client を実行するとサーバーが自動的に登録され ます。 PC Client にサーバーを追加する方法は「SECUDRIVE FS 6.0 ユーザーマニュアル」をご参照ください。

中継サーバーを利用したファイルリンクの作成 PC Client でファイルリンクを作成するファイルサーバーと接続します。

中継サイトを利用したファイリンク作成はネットワーク共有フォルダ、DFS、WebDAV すべて作

NOTE

成可能です。

PC Client とファイルサーバーを接続後、エクスプローラを利用してファイルサーバーに移動します。 

WebDAV はネットワークドライブへ接続しなければなりません。

SECUDRIVE FS PC Client

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ファイルリンクを作成するファイルで右クリックし、ファイルリンクのコピーをクリックするとファイルリンクがクリップボードに保存さ れます。

フォルダでファイルリンクのコピーをクリックするとフォルダをエクスプローラで実行可能なリンクが作成されま

NOTE

す。

コピーしたファイルリンクをメモ帳などのテキスト編集プログラムに貼り付けると、以下のようなファイルリンクがコピーされます。 

http://fslink.secudrive.jp/redirect.aspx?path=sdfs://secudrive.jp/fsroot/arc hives/File_Link_Test_File.docx ファイル名やフォルダにひらがなやスペースがある場合、ファイルリンク作成の際、以下のようにエンコ ードされて表示されます。 NOTE

http://fslink.secudrive.jp/redirect.aspx?path=sdfs://secudrive.jp/fsroot/arc hives/%E6%96%B0%E8%A6%8F%20Microsoft%20Word%20%E6%96%87 %E6%9B%B8.docx

SECUDRIVE FS PC Client

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エンコードされたファイルリンクは使用時、元のファイル名にデコードされます。

クリップボードにコピーされたファイルリンクは E メールの本文やメッセンジャーに貼り付けて送信したり、web ページソース等 を貼り付けて使用することができます。 ファイルリンクはファイルが保存されたファイルサーバーの位置に応じて社内または社外で使用します。 

DFS パスやネットワークフォルダにあるファイルリンクは社内でのみ使用可能です。



WebDAV にあるファイルリンクは WebDAV サーバーと接続可能な場所であればどこでもファイルリンクでファ イルを実行することができます。

ファイルリンクの使用 ファイルリンクを使用する方法を説明します。 ファイルリンクを使用するには PC Client プログラムが必要です。 PC Client プログラムをインストール / 実行した後、サーバーを登録し、接続します。

受け取ったファイルリンクを直接クリックするか、ファイルリンクが設定されたウェブページのリンクをクリックします。

SECUDRIVE FS PC Client

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またはファイルリンクを直接コピーして、ウェブブラウザのアドレスバーに貼り付けます。

以下の画面で許可を選択します。

SECUDRIVE FS PC Client

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実行されるウェブブラウザーにより異なる画面が表示されます。 NOTE

この種類のアドレスを開く前に常に確認するをチェックするとこの画面は表示されなくなりま す。

リンクを送信するファイルが実行されます。

フォルダで作成されたリンクをクリックするとフォルダの位置がエクスプローラで実行されます。

SECUDRIVE FS PC Client

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実行されたファイルはユーザー権限に応じてコピー防止機能が動作します。

SECUDRIVE FS PC Client

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ファイルパスのコピー ファイルパスのコピーはファイルに直接アクセス可能なパスをコピーします。 ファイルパスは中継サーバーを使用せず、ファイルに直接アクセスすることができるパスを作成しま

NOTE

す。

ファイルパスを作成するファイルで右クリックして、ファイルパスのコピーをクリックするとクリップボードにファイルパスがコピーさ れます。

接続したサーバーに応じて以下のようなファイルパスがクリップボードにコピーされます。 

DFS パス : \\secudrive.jp\fsroot\archives\file_path_test_file.docx



WebDAV パス : http://webdav.secudrive.co.kr/fsroot/file_path_test_file.docx



ネットワークフォルダパス : \\ds2\ds2\file_path_test_file.docx

NOTE

WebDAV で作成されたファイルパスはウェブページやウェブブラウザのアドレスバーで直接実行す ることはできません。

ファイルパスの使用 ファイルパスを受けとったユーザーがファイルパスを使用する方法について説明します。 ファイルパスを使用するには PC Client プログラムが必要です。 PC Client プログラムをインストール / 実行後、サーバーを登録し、サーバーと接続します。

SECUDRIVE FS PC Client

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受け取ったファイルパスはサーバーに応じて以下のように使用します。 

DFS、ネットワークファイルパスは実行ウインドウやエクスプローラのアドレスバー等に貼り付けるとファイルが実行 されます。



WebDAV パスはプログラムを実行後、開く画面でファイル名に貼り付けて使用します。

SECUDRIVE FS PC Client

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NOTE

WebDAV パスは WebDAV 対応のアプリケーションプログラムでのみ使用可能です。

実行されたファイルはユーザー権限に応じてコピー防止機能が動作します。

SECUDRIVE FS PC Client

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